今回は、トルエンでなく、ガソリンのターボ開発上手くいってますかの巻 [Honda]
上の図は、ルノーのターボエンジン。これは極一般的なターボの形式で、高温になる排気タービンのすぐ隣に、吸気用のコンプレッシャーが位置している。
メルセデスのは、吸気用のコンプレッサーが遠く離れていると、人は言う(シャフトが長いざますのよ)。
それによって、温度の影響から逃れられて、空気の膨張を抑え、インタークーラーをも小型で済むようになり、ユニットの軽量化に寄与しているらしい。
重量配分のメリットもあるらしい。
空力面にも、いい。
メルセデス、エンジンに”ダブルディフューザー級”の秘密 http://f1-gate.com/mercedes-benz/f1_23088.html
コスワースが2015年から供給するという噂もあるけど、コスワースは急には変えられない。
ホンダは、マクラーレンから、伝わっているから、恐らくこれはコピーしている、と思う(実際にやるのは、本田じゃなくて、IHIかもしれないけど)。
問題は、短期間で、熟成できるのか。
ルノーのように初期トラブル満載にならなければいいんですけど…
2014-04-09 23:45
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コメント(4)
ダブルディフューザー
これならターボのタイムラグの解消も兼ねるとこが出来るね。
IHIのタービンは定評が良いですね
by タッチおじさん (2014-04-10 12:58)
タッチおじさん様
題名が紛らわしいけど、シャフトを伸ばしたターボが”ダブルディフューザー級”だと。
ダブルディフューザーは、すぐにコピーされたけど、ホモロゲートされているので、ターボは簡単には模倣されない。
真面目に、ウエストゲートバルブ等からのブローイング開発しないとメルセデスに接近できないかもね。
by masakazoo (2014-04-10 15:10)
タービンって結構高回転で回るからシャフトの強度とか難しそうですね。
シャフトがねじれるのもレスポンスに影響するし・・・折れるかも知れないし・・・かと言って太くしたら重くなる(=レスポンスが悪くなる)し。
材質に何使っているのかも気になりますね。(・・?
by marbee (2014-04-10 23:12)
marbee様
本田がやるとしたら、本田流に解釈をしたロングシャフトのターボ。
そっくりそのまま、コピーしただけというのは考えられない。内部構造は、専業メーカーとの協業でしょう(メルセデスのターボはどこ製なんでしょう?)。
どうやって軸を支えるのか、軸受けには何を使用するのか? わからん。わかったのは株が下落し始めたことかな?
by masakazoo (2014-04-11 18:38)