土曜の深夜と言うか、日曜の早朝にいた、ちょっと時代にズレた立川ボーイズの一人が談春氏だった。そのまんま東の『ビートたけし殺人事件』より数段いい観るよかろうの巻 [動画貯蔵庫]
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年末に放送されたドラマ『赤めだか』を観た。
私、落語好きなので、しかも、談志師匠のファンだったので、談志師匠のビデオとか、談志本も何冊か持っている。
談春氏がテレビに出だしたのも、この目で見ているし、結構地味だった談春氏が『下町ロケット』でも見られたことがよかった。
談春氏には、見ているだけで楽しくなるようなフラはない。チビ師匠のようなね。
志らくさんのような頭の切れ、回転も、正直ない。ただ、志らくさんの独りよがりは、頭の回転を制御できないところからきているから、どっちもどっち。
談春氏には、新しいことをもっとやってほしい。
未来の人に、なぜ落語は古典落語といわれるものばかりで、その後のはなぜないのか。その時代の人間は何も噺を創作しなかったのかと言われないように。
私は古典落語とか、うまい落語というのも好きではない。
変な人のその佇まいが好きなんだよ。
変な人と言うのは実は変ではない。
変なのは変だと認識しないで生活している一般人の方が実は変なのである。
それに気づくために、落語という、異次元世界に旅をするわけなんだけど。
「嫉妬っていうのはな…」このセリフ、私のスイートハートにきゅんと突き刺さる。
しかし、落語の世界って演歌の世界に似ている。
とんでもなく古い。
徒弟制。
関わりたくない。
でも、個人主義者の私にも、談志師匠の言葉は伝わってきた。
わけのわからないところが変人の魅力なんですわね。
2016-01-10 17:19
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コメント(2)
・・・てっなわけで。。。。今年も一席(アドバイスを)お願い申す!
by タッチおじさん (2016-01-11 17:48)
タッチおじさん様、おこんばんは。
何を仰いますか、すっとこどっこい。アドバイスなんて、飽きるほど浴びせかけてあげまするわよ(この辺は笑って合点合点しておくんなさい)!!
歌手と言うのは、ぱっと出てくることが可能だけど、協会とかに属さない落語家は、落語家に非ず。要するに新しい血が入ってこず、つまらない名人と言われるような人で固まってしまう。
こぶ平は古典落語なんてやってないで、何言われるかわからない新作の世界で、親父を超えればいいんだ。
漫才師を色物と下に見ていた落語家が存在感すら見失っている現在、新しい談志さんや三平さんのような人が出てこないと本当に終わる気がする。
日本人は空気を読めみたいに一つにまとまりたがるが、一つにまとまった結果としての現在の落語界。落語界を見ることで、日本の産業界や官界の病巣もわかる。
まあ、こんなこと考えてもしょうがないから、今年のレース界のことでも考えてみるかな? って感じです。
by masakazoo (2016-01-11 18:12)