『日本の大チャンス』ピーター・タスカ [Books]
『 日本の大チャンス』 ピーター タスカ 講談社
1999年刊行のタスカ氏の書物の中に、とある予言が書かれている。
というか、所謂一つのシナリオだけど。
◆アジア危機第二ラウンド
アジア地域全体にとって、中国経済の動向は無視できない。最悪の場合は、中国の成長が完全にいきづまって、不良債権が膨らむ一方、中国のリッチマンたち、すなわち共産党のトップは、これまで蓄えてきたお金を海外にどんどん送金するようになる。(中略)こうしたアジア危機の第二弾がはじまる可能性はまだまだ残っている。 こういったシナリオがいつ現実化するか、そのタイミングを予測するのは難しい。だが、為替市場の自由化への転換が遅ければ遅いほど、ダメージも大きくなることだけは容易に理解できる。 そのシナリオを描くとすれば、最初の兆しは、中国が外資系企業に対する資金移動の規制を強化することだろう。その後は政治家同士の経済犯罪についての内部抗争だ。有力者といわれる政治家が、つぎつぎに裁判にかけられるといった動きになるだろう。そして三番目のポイントは、香港株式相場の急落だ。中国軍部や共産党のトップなどが経営している企業は、香港株の二五パーセント程度を持つようになっている。その資金が香港から、アメリカ、ヨーロッパ、日本に流出するようになれば、終わりが近いという大きなシグナルになる。
実際、汚職追放といい政敵を逮捕している。そして、香港ではないけれど、上海の市場が急落した。
シグナルは、すでに点滅を始めた。
韓国にも影響が及び始めている。
日本の財務省は呑気に、省益のための増税にこだわり続けている、いい加減、消費税の引き上げの前に、資産の売却を行なえよ!!
中国は、いろいろな意味で話題の中心になりそうよ。
タスカさんは、素晴らしい。
タスカ本、読破しましたでござる、私。
同じような考えを持つ人がいるということだけでも、大変喜ばしい。
私は、どうして、日本的でないのだろう。
答えは、変態だからです。
親は言ってました、橋の下で拾ったんだよって。
それでは、また、明日。ばいなら。
2015-08-19 23:41
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コメント(2)
あっはは・・・・私も幼い頃 母から お前は裏山の大木の
股から生まれたのだと・・・
中国・・・・大きい !共産主義でないとまとまらない
余にも貧困さが激しいね!教育も
どうなることやら・・・・?
by タッチおじさん (2015-08-20 14:09)
タッチおじさん様、こんばんは。
タッチおじさんは、桃太郎だったのか?
中国人が日本の一等地のマンションを買いあさる行為も、資産の保全のため。国内に置いておいては、召し上げられてしまうから。
今後起こるのは、リストラ。
都市に流入している農村戸籍の人たちとの職の奪い合いも起きる可能性がある。
難民が海を渡ってやってくるかも。日本に受け入れる余裕がある? 無いよ。本当に、これからは、大変あるよ。
by masakazoo (2015-08-20 19:23)