まずい褐炭のことを語っている。仕方ないか、あれをあそこでとお茶を濁していたが知っている人は知っている。参ったなの巻

「燃料電池車」は期待外れの大失敗なのか プレジデントオンライン PRESIDENT Online　http://president.jp/articles/-/23120

清水さんがしゃべってしまっているので、私も語るか。知り得ている範囲で。

水素を輸入する方法として、南米の風が強い地域で風力で電気を作り、それを水素にして、日本に持ってくるというもの。もう一つがオーストラリアの南部にある褐炭を利用して、現地にて発電し、水素に変換して持ってくるというものがあるのだ（褐炭をガス化して水素を取り出すパターンのプロジェクトが進行中）。

因みに褐炭とは、水分が多くあまり価値のない石炭の未熟なもの。メリットは安い。デメリットは嵩張ること。そして、自然発火したり扱いが難しいこと。

だから、現地で、プラントを建設して、発電するしかないということになるのですが…

この褐炭。実はオーストラリアだけにある訳じゃない。インドネシアとかの周辺には腐るほどある。恐らくあの周辺も、将来的にはプラントが立ち並ぶことでしょう。

運搬は、トルエンを使用したものでやればいいし。コストダウンは、下がり出したら下がるでしょ。すべては、水素で動く燃料電池トラックが脚光を浴びれば、動き出すもの。

資源の乏しい日本とドイツは、水素社会に舵を切る可能性、私はあると思う。アメリカも、カリフォルニアの環境規制、EVでは代替不可能な長距離トラック辺りから、じょじょに水素に目覚める気がしている。

イーロン・マスクは、EVのサービス網を構築できるのかも疑問だし。充電設備だけでは、車は売れない。これは新規参入しようとする者にとっての、最大の障壁となる。売ったら売りっぱなし、冷蔵庫に車輪をつければ、家電メーカーも簡単に、自動車メーカーなんて話は、無いのだよ。

エンジンが無くなるから、EVは、簡単につくれるなんていう輩の話は、聞いても無駄。これは確かと肝に銘じてほしいであります。

ばいなら。

コメント 4

EVの件は、温暖化だと騒いでクレジットだとか言い金稼ぎのツールにした人達と似た臭いがします。
結局政治的な物に利用してるんですよね。
褐炭の使い方、おっしゃる通りだと思います。
日本に褐炭も炊けるプラントを研究中ですが、使えても日本に運ぶメリットないですからね。
by しのぴん (2017-09-20 06:58) 

しのぴん様、おはようございます。

物事が一つの方向に、あたかも決まったように語られるときが危ない時、大抵乗せられた人がバカを見る。じっくり観察しないと。

褐炭は2020年には、オーストラリアから輸入したいなんて言う話だけれど、実現するかは、現状ではまだわからない。

一つあるとしたら、アメリカ経済が悪化して、再び金融緩和を行う→資金が原油先物に流れる→資源価格高騰　このパターンなら、少しは水素社会への流れが進む可能性もある。

未来はEVに一直線に進むわけでもなく、FCVに寄り道するのかもわからず、マツダが結構生き残るやもしれません。

結局、何もわからない私でした。良い一日を。
by masakazoo (2017-09-20 08:06) 

今はテストケースの段階 今後バッテリーの進化もあるでしょう。
それに環境整備も余り始まっていない どの方向に進むか？
各社模索中！
by タッチおじさん (2017-09-20 17:44) 

タッチおじさん様、こんばんは。

そう、どう転んでもおかしくない。それに政治的な力も働くとさっぱりわからなくなる。

でも、今まで発電所の夜間の余った電力は、揚水型発電に使うためポンプで上流に組み上げるための電力ぐらいにしか使えなかった。なぜなら安価な蓄電池が存在していなかったから。

夏場に太陽光とかでつくり過ぎたものも、水素に変換して蓄電して置ける。

池田さんも、原発推進したいなら、原発の夜間電力で水素って言えばいいのに。まあ今言っても、水素のインフラが整ってないし、あまり意味はないんですけどね。

まずは、燃料電池トラックの普及が先。人の習性はすぐには変わらない気もするから、プラグインハイブリッド、もしくは燃料電池車しかないんじゃない？

日本も脱ガソリン・ディーゼルに走ったら、プラグインハイブリッドは消える。EVも残る。FCVも残る。意外にマツダも残る。

資源のある国はじょじょに、資源の無い国は、割合と早く水素社会へ進むんじゃないかな。進まないかな、早くと言っても2、3年じゃないし、結局正確な日時は推定できないのよ。

シナリオ・プランニング学ぶかな、ばいなら。
by masakazoo (2017-09-20 21:31)