アベノミクスは緩やかなインフレに誘導するのが目的でなく、安定的に財政ファイナンスを行う装置とすることだったということじゃないの巻 [Domestic Economy]
上げ潮派と言われていたころから、インフレターゲットしかないと思っていたのですが、2%のインフレなど望むべくもない。
そもそも移民は受け入れず、子どもも生まれず、生産年齢人口が減少しているのに、さらに官僚の天下りのために消費税を引き上げる。インフレになるわけないだろ。
アメリカの金融緩和は、貸し渋りをし、安全資産で運用をする銀行の手段を潰すため10年物の国債を買いまくることで金利を下げうま味を奪い貸し出しを促した。そこに息を吹き返してきたヘッジファンド等が群がる。日系の銀行は日銀の当座預金に預けられたのを原資としたもので、ヘッジファンドに貸し付けていたという。
アメリカと日本では、違うよな。偉いとされる人が責任を取らない日本の甘え文化の敗北よ。
高橋洋一さんは、アベノミクスの生みの親。
消費税引き上げたから、2%に達しなかったと主張するが、そもそも消費税の引き上げは、三党合意で決まっていた。
高橋さんは、年金にも関わっている。
財政ファイナンスを安定的に行うには、インフレで金利を上げてはいけない。
マイナス金利で高橋さんは結構喜んでいるんだ。
本当に、マイルドなインフレ望んでいるのか?
時代はリフレ派の人たちは毛嫌いしている、藻谷浩介さんに傾きつつある。
私『デフレの正体』読んだからわかるんだけれど、書かれていることが安倍政権で行われている。女性の就労拡大とか、インバウンドのこととか。まあ高橋さんは人の本など読まないから、ある部分についてだけ批判しているのだと思うけど(まあ人口のことについては海外でも賛否が分かれており、不確かではあるけれど、バフェット指数って人口だから)。
すべてはその時の環境に適応したものが正解なので、昭和のモデルはもう二度とこない。
とにかく、ケガしても連続試合出場にこだわる野球選手のごとく、首相の連続在任日数にこだわり続け、8月24日めでたく2798日を迎え歴代単独一位となる。
これが安倍首相の唯一のレガシー。
これ以降動きまするよ。
2020-08-22 00:43
nice!(13)
コメント(0)
コメント 0