巧妙なるダクトに挑むウィリアムズ [Williams]
ウィリアムズの行なっていることは、おそらくこれである(微妙な違いはあるでしょうけど)。
内部構造は、三つの通路に分かれている。
直線を走るときは、真ん中に流れ、コーナリング時には、それぞれに別れるが可動する部品は無い。
コアンダ効果 - Wikipedia ←空気を曲げる秘密はこれ。
直線時のエアーの流れ
右コーナーでのエアーの流れ
左コーナーでのエアーの流れ
これは、アクティブサスペンションの作用を空気の力で再現しようという試みでもあるかもしれない。
アクティブサスペンション - Wikipedia
でも、ウィリアムズのポジションは、最適な乱れの無い空気を得にくい、中段にいる。
予選で上位に食い込むことが、このシステムを活かす最善の道であると言えますでしょうね。
2012-07-20 01:02
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コメント(2)
いつもご訪問&コメントありがとうございます。
う〜ん???
コーナリングで空気の流れが変わる理屈が判らない・・・
入り口から斜めに空気が入るからかな?
by marbee (2012-07-21 23:48)
半円形の一方に圧力が多くかかる。
すると、気流は、その表面を沿って流れる。
ただ、正確にコントロールできるかどうかは、不明。
メルセデスのダブルDRSは、DRSを閉じるとフロントに空気が流れないから、ストレートエンドでダウンフォースを回復できるけど、これだとそれが出来ない。
ただ、やりようによっては、スーパーコーナリングマシンになり得るけど。
by masakazoo (2012-07-22 07:40)