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2019年 開幕戦の決勝結果 [Australian GP]



人間は過去の出来事から現在を推測する。だが、レッドブルが、ホンダと出会って以来、世界は変わってしまっている。目の前に素敵な人が急に現れたようなものだ。見るものすべてが薔薇色に見えるのだ。きっと、ニューウェイさんは、ピエール瀧さんより、ときめいていることと思われます(今『超予測力』という本を読んでますが、これがまた面白い。無謬性などと言っている機関が先を読めないのも、うなずける。あの組織の敗戦を待って、出直そう。AIと人間の融合で、大先輩なる者への崇拝が淘汰されることでしょうけど)。

というわけで、まだ気分は、ルノーを載せているレッドブル・ホンダ。パワー無いから、ウイングでの抵抗は極力無くし、ダウンフォースは、マシンの底面のコマネチ角を有効活用という方向で。

これが、結果的に、レッドブルの車のトップスピードを上げている。

もっとウイング等で、ダウンフォースを稼ぐような方向らしい。

現状はパワーアップに伴う、シャシー側のバランスの修正の時期と思われる。だから、コーナーで遅い。メルセデスにこの部分で後れを取っている。でも心配ご無用、マクラーレンでは無いから、修正はきっとできる。

第四戦あたりには、できている気がする。

あそこのセクター3のタイムを見ていれば、モナコで勝てそうかをうかがうこともできる。

しかし、ボッタスは、2005年のルーベンス・バリチェロへの道を選んだようだ。二人が星を分け合うと、プロスト的にポイントを着実に稼いだものが最後には笑う。そんな展開が見られるかも。ということで、レッドブルとホンダが、今後選ぶべき戦略はわかりましたね。

野生の勘が無くても、予測力は高められるという。

超予測力には柔軟で、慎重で、好奇心に富み、そして何より自己批判的な思考が欠かせない。集中力も必要だ。卓越した判断を導きだせるのは意志の強い者だけであり、われわれの分析でも優れた実績を出す人の予測因子として最も有効なのは「自らを向上させようとする強い意志」である

『超予測力』著者:フィリップ・E・テトロック&ダン・ガードナー 出版社:早川書房


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